Wセミナー他「憲法120選」の特徴と評価

憲法120選のサムネ画像です

「憲法120選」の特徴

著者である新保義隆先生が厳選し書き下ろした基本問題集です。重要な問題について、参考答案と解説がついています。問題、解答は人権と統治分野ともに収録されています。

巻頭に、憲法答案をどのように書いていったらいいのか、答案の一般的な流れが説明されています。そして、論点の解説部分では、図解や表があり、見解の対立している部分などの理解に役立つようになっています。余白も多く、利用する人なりに、気づいたことを自由に書き込むなどして、オリジナルの問題集に仕上げることもできるでしょう。

「憲法120選」の評価は?

短答式対策において

本書は、司法試験や予備試験の論文式試験の対策本です。ただ、この本で学んだ知識が短答式で活きないというわけではありません。短答式では、判例の理解が問われることも多いです。

その対策として、判例知識が論文で出された場合に、何を問題とし、何をどのように論証すべきかということを準備しておくという論文式の勉強がそのまま活かされるところがあります。そのため、本書での学習は、短答式にも有用であるといえます。

法科大学院入試対策において

憲法の論文式試験では、人権問題であれば、人権設定やそれが保護されること、侵害があることなどを論証することも多いかもしれません。そういった解答内容は、司法試験だけでなく、法科大学院の入試問題であっても考え方が変わるものではありません。

そのため、本書を利用して、憲法の考え方を身に着けることができれば、法科大学院入試でも、その力は発揮されることと思われます。

司法試験・予備試験対策において

司法試験では、人権問題であれば、人権の認定、保護範囲、その侵害、違憲審査基準、など記載すべき内容はいくつか決まって必要なものがあります。ただ、いつもこの順番で形式的に記載すればよいというものでもありません。

しかし、初め学習する際には、一つの型を真似てみるというのも学習効率を上げることにつながります。そして、一つの型を自分の中に作り上げることができた場合には、問題ごとに自分なりにアレンジしていくことが求められるといえます。そのため、自らの頭の中に、答案の基本となる形を用意することが重要となります。

本書は、その形を作り上げるのに一助となることといえるでしょう。また、予備試験においても、最近は、司法試験と出題方法が似てきているため、同様の対策で対応することができると思われ、本書での対策は有用と思われます。

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