辰巳法律研究所「Newえんしゅう本4 民事系商法」の特徴と評価

Newえんしゅう本4-民事系商法のサムネ画像です

「Newえんしゅう本4 民事系商法」の特徴

辰巳法律研究所から出版されている、予備試験、司法試験論文式試験対策の演習書です。これまでは、えんしゅう本というタイトルで出版されていましたが、このたび内容が刷新され、タイトルにNewがついています。

分量は380ページほどであるため、手に取ってみて「このぐらいの分量ならこなせるかな」と感じると思われます。収録されている問題文は、旧司法試験と予備試験の論文式試験過去問が中心です。過去問は、非常に練られた問題でありますし、予備試験、司法試験を受験するにあたっては、過去問の検討は必要であるといえるでしょう。本書を利用することで、厳選された過去問にあたることができます。

問題文には、それぞれ参考答案がついています。参考答案は、答案構成のような形式で書かれているため、論理の流れを追いやすくなっています。そして、特に重要な部分はカラーになっているため、独学でもポイントを絞って学習することができるようになっています。

また、重要ポイントについて解説がついていますので、重要部分をすばやく理解することができると思われます。

「Newえんしゅう本4 民事系商法」の評価は?

短答式対策において

短答式対策として、本書はふさわしくないかと思われます。予備試験の短答式では、条文知識や判例知識が必要と思われるため、本書以外で対策すべきと思われます。

法科大学院入試対策において

法科大学院入試対策としては、適切な対策をすることができると思われます。法科大学院入試においても、予備試験、旧司法試験の過去問対策をすることで、論点抽出能力などが養われると思われます。

司法試験・予備試験対策において

予備試験、司法試験対策としての情報量は、十分といっていいかもしれません。商法の論文式試験対策としては、条文の仕組みや判例を理解していることが大切といえるため、問題演習をたくさんこなせば解答できるようになるとは言い切れないところがあるためです。

独学で利用する人向けには、重要なポイントについて解説がついているため、この部分を読むことで、解答にあたっての理解を深めることができるといえそうです。本書を利用する際には、条文を横に置き、常に引きながら問題を解くようにすれば、予備試験、司法試験に対応できる条文操作の力が身に付くと思われます。

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