辰巳法律研究所「Newえんしゅう本5 民事系民訴」の特徴と評価

Newえんしゅう本5-民事系民訴のサムネ画像です

「Newえんしゅう本5 民事系民訴」の特徴

辰巳法律研究所出版による民事訴訟法の、予備試験、司法試験の論文式試験対策用演習書です。いままで、えんしゅう本というタイトルでしたが、内容が新しくなり、Newえんしゅう本となって登場したものです。

分量は、300ページ強であり、民事訴訟法の演習書として、それほど多いとは感じられないと思われます。民事訴訟法の重要な分野について厳選された問題が収録されています。問題は、予備試験や旧司法試験の論文式試験過去問が中心であり、受験生が取り組むべき問題について、本書で取り組むことができるようになっています。

重要な箇所については、ポイントが解説されており、本書を通じて基本的事項かつ重要な内容を学習することができるようになっています。そして、特に重要な部分はカラーになっているので、独学者でも、力を入れる部分がわかりやすく、メリハリのついた学習をすることができるといえます。

「Newえんしゅう本5 民事系民訴」の評価は?

短答式対策において

本書は、論文式試験対策の本であるため、短答式試験に直結する学習をすることができるとはいえません。短答式対策であれば、短答式試験の過去問や、条文を利用するのが最適ではないかと思われます。

法科大学院入試対策において

法科大学院入試に向けての対策としては、基本的な力を身に着けることが必要かと思われます。本書を通して、基本的な問題点抽出能力及び処理能力を身に着けることは可能と考えられるので、法科大学院入試対策にも適切な演習書といえそうです。

司法試験・予備試験対策において

予備試験、司法試験では、基本的な原理原則から考えさせる問題や、判例知識をアレンジした問題が問われることが多いです。よって、基礎的事項や応用能力を身に着けている必要があります。

本書では、旧司法試験や予備試験の問題を中心に学習することができます。各問題には、参考答案がついています。参考答案の形式は、答案構成のようになっているので、論理の流れが見えやすくなっています。問題検討にあたって、どのような点が問題になるのかを見極める、問題点抽出能力を鍛えることができるといえます。

また、司法試験では、会話形式の長文問題が出題されることが多いですが、本書の問題はもっと短いです。しかし、短い問題文で、問題点を指摘し処理できるようになっていれば、長文の問題にも対応する力がつくと考えられます。もっとも、長文問題に慣れるために、別途司法試験の過去問を解いてみるなどしておけば、万全の対策となるでしょう。

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